自分のブログやメディアのアクセスを増やすために、どうしたらいいのか悩んでいる人は、つい間違えた施策をしてしまうことがあります。これをしてしまうと、アクセスが減るか一時的に増えてもガクッと下がるか。
ではアクセスを増やすための施策で、間違えやすいのはどういうことかについて、考えていきましょう。
コンテンツの文字数を増やす
とにかく自分のメディアに載せるコンテンツの文字数を増やせば、SEOで上位化されると思い込んでいる人もいます。文字数よりも内容の方をGoogleが重視していることを理解しましょう。
例えば3000文字と5000文字のコンテンツがあるとします。同じキーワードを狙い、文字をライターに書いてもらったとしても、内容的に読んでみてどちらが検索されたキーワードの答えとして、ユーザーに役立つ内容なのかが重要なのです。
質としては3000文字の方が良いものだとしたら、3000文字のコンテンツをメディアに投稿した方がSEOで上位化されて、アクセスを増やしやすいでしょう。
3000文字程度なら、質の高いままのコンテンツを書けるライターは多いでしょう。でも5000文字以上になってくると、様々な情報を書くためライターとしては苦戦をして、結局内容が薄いものになってしまうのです。
薄いものになればなるほど、5000文字分のお金を支払って書いてもらう意味が無くなってしまうでしょう。これなら2000文字や3000文字で内容の濃い、分かりやすいコンテンツを書いてもらった方がずっとSEOで上位化されやすく、アクセスが増えやすいのです。
投稿記事数を短期間で増やす
投稿記事数をとにかく増やそうとする人もいます。でもコンテンツが質の良いものでなければ、いきなり多くのコンテンツ数から始めてもあまり意味はないでしょう。
確かに1か月に15記事投稿するメディアと30記事投稿するメディアの場合、30記事のコンテンツの質が高くてSEOで上位化もするのなら、記事数を増やす意味があるでしょう。
でも15記事だとしても、質が高ければ数は少なくてもそんなに問題はありません。要するに、コンテンツがユーザーにとって役立つものであれば、投稿記事数をとにかく多く!と思う必要が無いのです。
コンテンツ数が多い方が、豪華なメディアに見えるというメリットはあります。でもメディアに対して最初から無理な投資をしてしまうと、後が続かないのです。最初の3カ月はこのくらいの記事数で、ここから後は様子を見て決めるというような対応策もあるでしょう。
キャッチーなタイトルにこだわる
キャッチーなタイトルなら人に来てもらえるコンテンツになる!と思い込んでいる人もいます。でも人によっては「このタイトルはあまり好きではない…」と思う場合も。
まずそのコンテンツを誰に読んでもらいたいかを考えてみましょう。例えば30代独身女性をターゲット層にしたメディアにするとします。そのために作るコンテンツとして、タイトルをつけましょう。
どういうタイトルなら、このターゲット層に好かれるのかを考えてみましょう。タイトルが長すぎても短すぎてもユーザーは読む気を失うものです。大体23文字~30文字くらいのタイトルが良いですね。
例えば派手なタイトルにするために、♪や☆などをつけようとする人も。でもこれを嫌うユーザーもいるのです。ユーザーの立場になってコンテンツタイトル、サムネイル画像を選ぶようにしましょう。
画像を見て、クリックするか決める人はとても多いですから、人の目をひく画像を上手に選ぶようにしたいですね。
被リンクについて
被リンクが多ければ良いという考えを持つ人は、様々な被リンクの方法を使おうとします。一番安全なのは、SNSのフォロワーに拡散をしてもらうという方法。これなら問題のない被リンクとして、Googleからの評価も期待できます。
以前までは、自分で無料ブログを作成してリンクを飛ばすようなことをしている人が多かったのですが、最近では無料ブログの会社側がこういうブログは、削除したりします。
このため、以前のような被リンクの方法が出来ない場合が多いでしょう。だからこそSNSを上手く使うようにしたいですね。
被リンクについては、よく調べたうえで行う必要があります。あまり分からないままで「被リンクは効果があるだろう」と思い、試してしまうと逆にペナルティー扱いになる可能性も。
こうなると、なんのための施策だったんだ…と後悔をすることになります。一度受けたペナルティーを解除してもらうのは、なかなか大変。それなら安定した方法でアクセスを増やすようにした方が賢明でしょう。
アクセスを増やすには、焦らないこと!
とにかく早くアクセスを増やしたい!と思うのが人の気持ちですよね。でもそのメディア自体がGoogleに認められるのに、ある程度時間がかかります。
そのため、コツコツとした作業で、上位化されやすいキーワードを使った質の良いコンテンツを作り、アクセスを上げていくことが重要です。
これをベースにしたうえで、無理のない拡散の方法で自分が楽に出来るものを考えてみるのがベストでしょう。