ネットショップ 管理

ネットショップをいくつも運営していると、誰かに任せようかな…と思う時も出てきますよね。でもどこを任せたらいいのか、そしてどこを自分でするべきなのか…。これはとても大きな問題になります。

軽い気持ちで任せてしまい後悔をしないように、最初にしっかりと考えたうえで、任せる範囲や作業内容について決める必要があるのです。

経理について

経理については、自分で管理できないくらい忙しいのであれば、人を雇い管理をしてもらう方法があります。経理が得意な人や、経理ソフトを使いこなせる人がいれば、任せるのは可能と言えるでしょう。

現在どのくらいの入金があり、出費があるのかは自分自身で管理しきれなくなる時もあります。管理しきれないので「このネットショップの経理に関しては、人に任せよう」と思うのもひとつの方法。

任せたおかげで、もうひとつネットショップを増やして運営できるのであれば、雇用をする意味が出てきますよね。

発送代行について

ネットショップにおいて必要になりやすいのが、発送です。これについて発送をネットショップの運営者が全てしているとしたら、とても忙しくて疲れてしまうでしょう。

世の中には発送代行の業者もいます。でも業者に依頼をするほどの量ではない場合は、自分でしてしまおうかな…と無理をする場合も。でももし商品を間違えて送ってしまったり、きちんと梱包できていなかったりするとクレームが来てしまいます。

そして、トラブルとして問題になるため困るようになるでしょう。商品によっては重たいものや、割れ物などもあります。このため発送をしてきた経験のある、アルバイトやパートの人を募集するのも良いでしょう。

でも最初から任せきりにするのではなくて、面接をするうえで仕事ぶりをしっかり見るようにしましょう。商品を丁寧に扱えるかどうか、これはとても大切です。

今は発注がたくさん来ているので、商品を発送するのに追われてしまい発送があまり綺麗ではない場合も。でもこれを続けるとお客さんはすぐに離れてしまうでしょう。特に女性のお客さんは、こういうところをしっかり見ています。

梱包や発送をしっかり出来るような人に、ネットショップ運営者としては依頼をすることを考えてみると良いですね。

信頼できる社員だと思ったとしても

社員 信頼

もしも信頼できる社員がいる場合でも、任せすぎてしまうととんでもないトラブルになります。自分で管理できるものに関してはしっかり管理をする必要があるのです。

あの時信じなければ良かった…と思うような事件があっては、取り返しが付かないですよね。ここで必要になるのは、企画などが得意な人物。

これからネットショップをより素晴らしいものにしていくために、リサーチをしてもらったり、新しい企画を考えてもらったり。様々な視点から見ることができる人に、企画を任せるのも良いですね。

でも企画通りに進めるかどうかは、じっくり検討をしましょう。相手とよく話し合うのも必要です。相手がどのくらい企画力があるかも、とても大切。

サイト構築について

サイトを構築してネットショップをしているわけですが、もっとこうした方がお客さんにとって便利というような意見は、サイト構築が得意な人に任せても良いですね。

でも何度もサイトをさわりすぎて、エラーページを出すようなことをすると、せっかく上位に上がったキーワードが全て圏外に…という場合も十分にあり得るのです。

システム系を自分で得意だと豪語する人の中には、表示エラーが出るのを当然と思うかもしれませんが、ユーザーファーストであるGoogleは、こういうサイトに対して厳しい評価を与えます。

そのため、サイト構築ができる人でも、当然のように404エラーを出すような人にはネットショップは任せるべきではないのです。

入金チェックは自ら行う

入金チェック

ネットバンキングでのやりとりが多いのがネットビジネスです。でもこのネットバンキングのIDやパスワードを教えるのは、例えば自分の夫や妻が入金や残高の管理をしてくれる以外は、オススメできません。

どのような形でお金を盗られたりするか分からないからです。人は魔がさすこともありますので、入金チェックや管理については出来るだけ自分で行うようにしましょう。例えば現在このネットショップの売上がどのくらいあるのかという情報なら、他の人が知っても良い内容かもしれません。でも残高がどのくらいあるかは、簡単に人に知らせるものではありません。この辺りを意識して、どの部分を任せるかをしっかり考えるようにしましょう。

ネットショップの管理を任せる時には

ネットショップを任せるくらい簡単なだと思うかもしれません。いくつかのショップを運営していると、尚更そう思うでしょう。

でも実際にはそんなことはないのです。トラブルの元になるリスクは十分にありますので、自分自身で守らなければいけないものはきちんと守ったうえで、この面なら任せてもいいという部分だけを、人に任せるようにしていきましょう。