集客方法の1つとして、インターネットの検索キーワードを活用する、いわゆるSEO(検索エンジン最適化)があります。

このSEOを活用した集客は、「どのようなキーワードを最適化するか」という点が非常に大事になりますので、今回は検索キーワードの調査方法について解説します。

※検索キーワードの調査方法は色々ありますが、今回は比較的簡単な方法を紹介します。

グーグルサジェスト機能の活用

グーグルの検索窓にキーワードを入れる

グーグルのサジェスト機能というのは、グーグルの検索窓に1つのキーワードを入れると、関連の深い別のキーワードを予測して表示させる機能です。

まずは検索窓に気になるキーワードを入力してみましょう。

上の例では、グーグルの検索窓に「着物」というキーワードを入力すると

・着物

・着物 買取

・着物 髪型

・着物 レンタル

・着物 着付け

・着物 種類

・着物 男

・着物 ブログ

という予測が表示されました。

※サジェスト機能は、基本的には実際に検索されているキーワードが表示されますが、データベースから機械的に抽出される仕組みのため、1度も検索されていないキーワードが予測表示される可能性もあります。

キーワードの後にスペースを入れる

グーグルの検索窓にキーワードを入力した後に、スペースを1つ入れると表示される予測キーワードが変わることがあります。

今回の例で、「着物」と入力した後にスペースを1つ入れると

・着物 買取

・着物 髪型

・着物 レンタル

・着物 着付け

・着物 種類

・着物 男

・着物 ブログ

・着物 クリーニング

という予測が表示されました。

最初のスペースのない予測キーワードと比べると、いくつか違うキーワードが表示されています。

スペース無 スペース有
着物 着物 買取
着物 買取 着物 髪型
着物 髪型 着物 レンタル
着物 レンタル 着物 着付け
着物 着付け 着物 種類
着物 種類 着物 男
着物 男 着物 ブログ
着物 ブログ 着物 クリーニング

サジェスト機能で出てくるキーワードは、「着物」単体のキーワードのほかに、「着物」+「〇〇」という2語で構成された複合キーワードがあります。

※サジェストで表示されるキーワードがすべてではありませんので、1つの参考となります。

キーワードをリストアップする

グーグルサジェスト機能で表示されたキーワードは、メモ帳などにリストアップしてください。

ここではエクセルにリストアップしてみました。

メモしたこのリストは後々も調査のために使いますので、名前をつけて保存してください。

キーワード調査の目的を再確認する

改めて目的を意識した上でキーワードを見てみましょう。

最初にも書きましたが、目的は『SEOを活用した集客のために、どのようなキーワードを最適化するか』です。

これは自分のサービスの内容によって変わります。

キーワード調査の進め方

キーワードは今の段階で1つに絞らず、最適化できるかできないかに関わらず、自分のサービスに関係ありそうなキーワードはリストに残しておきます。

(自分のサービスに関係ないと判断できるキーワードはリストから削除します)

例えば、先ほどの「着物」を例にした場合、自分のサービスが着物の買取を行っているのであれば、「着物 買取」という複合キーワードは最適化するのに適していると想定できます。

検索ユーザーが「着物 買取」と検索窓に入力した場合、そのユーザーは「着物を買取してくれるサービスはないかな?」という気持ちがあるかもしれません。

その場合、もしあなたが着物の買取サービスのサイトを保有しているとしたら、「着物 買取」と検索したユーザーに対して、自分のサイトを見せたいと思いませんか?

検索キーワード調査の注意点

今回のグーグルサジェスト機能を使った検索キーワードの調査は、特別なツールや有料ソフトなどを使うことなく簡単にできるのが利点です。

ただし、どのような調査方法でも同じことですが、検索キーワードを完全に網羅することはできませんので、調査にかける時間は自分が可能な範囲で行うのがベターです。

また、どのキーワードを最適化するか最終的に決める際は、実際に検索されている回数(検索ボリューム)も意識する必要があります。

この検索ボリュームを調べる方法がありますので、別途解説します。