キーワードには検索ボリュームは欠かせないものです。でも検索ボリュームと聞いても、内容が分かりにくいと感じる人も。検索ボリュームとはどういうものなのか、そしてwebマーケティングとの関係性についてもお伝えしていきますね。

検索ボリュームとは

検索ボリュームは、ひとつのキーワードに対して何回検索がされたかということ。つまりは検索回数の数量を言うのです。検索回数が少ないとか多いと言うのですが、これはキーワードを決める時や作成する時に大きく関係してきます。

検索ボリュームが少ないキーワードを選ぶのは、人からあまり検索されていないキーワードを選ぶことに。つまりは集客があまり期待できないと言えるでしょう。

では検索ボリュームが多いキーワードを選べば間違いがないの?と思うでしょう。でもそうでもないのです。

あまりにも検索回数が多いようなキーワードでは、競合(ライバル)がかなり多くなってしまうでしょう。誰もがすぐに頭に浮かぶようなビッグキーワードと呼ばれるものは、検索ボリュームは多いはずです。

検索ボリュームの多いキーワードを選んだ場合

キーワード検索

例えばバーゲンを想像してみてください。魅力的な服があった時にたくさんの人がその服を欲しい!と思って買いたがりますよね。でも自分が欲しいと思っても、この服が他の人に買われる可能性は十分あるわけです。

例えば少し人より遅くお店に行ってしまったり、人と争うのが嫌いだったりすると、この服を諦めなければいけなくなります。諦めなければいけないかもしれない服を狙うよりも、ある程度魅力的な服を慌てずにちゃんと購入出来た方がいいと考える人もいるでしょう。つまりは、検索ボリュームが少な目のキーワードを選ぶと良いのです。

Googleのキーワードプランナー

キーワード検索

Googleにはアカウントがありますが、アカウントを持つだけでメールが使えたり、キーワードの検索ボリュームが調べられるキーワードプランナーが使えたりするのです。

アカウントを持つのは、IDとパスワードを決めて普通のフリーメールを持つのと同じ方法。とても簡単ですから、誰でもGoogleのアカウントを持つのが可能です。そのうえでキーワードプランナーを使うことが出来るようになりますので、気になるキーワードがある場合には、検索ボリュームを調べてみましょう。

平均月間検索ボリュームが出ますので、例えば「ネットビジネス」と入力して「検索ボリュームを取得」のボタンを押します。すると平均月間検索ボリュームは1万~10万という数字が、今現在出てきます。ここで「こんなに検索されているのなら、このキーワードは良いキーワードだ」と思うかもしれません。

でもこんなにたくさんの人が検索しているのは、逆に言うとビッグキーワードとしてライバルが狙いやすいキーワードと言えるのです。ここで「ネットビジネス 種類」と入れて、検索ボリュームをチェックしてみると、1000~1万の数字が出ます。

このぐらいの検索ボリュームが、競合がまだ少ない可能性が高いわりに検索ボリュームがしっかりあるので、理想的なキーワードということになるでしょう。

検索ボリュームの数値は時期により変わる

キーワード検索

かなり前に調べた検索ボリュームの場合は、時期により数値が変わることを理解しておきましょう。例えば春に調べた数値がとてもいい数字だったので、夏にそのキーワードをメインにしてコンテンツを作ったとしましょう。

でも思ったよりも上位化されず、集客にも結び付かないかもしれません。その時に、もしかして…と思い同じキーワードで検索ボリュームを見てみると、とても低い数値に驚くケースも。

検索ボリュームは季節や時期により変化があるのです。このキーワードは絶対に「この数のまま」とは限らないのですが、逆に言うと自分が調べた時には検索ボリュームが少なくて諦めたキーワードでも、少し時間が経って調べてみるとちょうどいい数値になっている場合も。ネットの情報は日々変化をしていると理解する必要があるのです。

検索ボリュームとwebマーケティングの関係

キーワード検索

検索ボリュームを理解したうえで、キーワードを作成すればwebマーケティングが成功しやすくなります。もし検索ボリュームを無視した状態でコンテンツ作成をしてしまうと、結果としてキーワードの上位化が難しくなり、せっかくの自分のサイトに集客が出来ないことに。

こうなると、webマーケティングがうまくいかないのです。検索ボリュームなんて関係ないと思わずに、多いに関係があると思っておいた方が良いでしょう。例えば少し前までは検索ボリュームの数値は1000~1万がベストと言われていましたが、最近は100~1000くらいもキーワードとして狙いやすいと言われています。

キーワードには「競合数値」も関係してきます。これはライバルがどのくらいいるのかを知るための数値。キーワード作成には、検索ボリュームだけではなくて、競合数値も必要になると言えるでしょう。

競合数値に関してはライバルが少ない数値であることが必要に。でもライバルが少なくても、検索ボリュームの数値が低いとあまり意味がありません。このバランスがとても大切になるのです。

キーワードの検索ボリュームでちょうどいい!と思う数字を見つけたら

このキーワードはどうだろう?と思い、検索ボリュームの数値を見た時に丁度良く競合数値も問題ない場合は、今がコンテンツを作るベストのタイミングと言えるのです。このタイミングを逃さないようにしましょう。

とりあえずこれがあるから大丈夫と安心してしまわずに、行動に移すことがwebマーケティングにおいては、とても必要になってくるのです。