サイトを構築していくにあたって、知っておきたいのがパーマリンクの存在です。パーマリンクというのは、個別のページのURLのこと。
でもこれをコロコロ変更するとSEOに影響する可能性もありますので、気を付けて最初に決める必要があるのです。その詳細についてお伝えしていきましょう。
ワードプレスのパーマリンクについて
ワードプレスでサイト制作をして、コンテンツを投稿した時には自然にパーマリンクが出来る設定がデフォルトとしてあります。
でもこのデフォルトのパーマリンクでは、どのようなページなのかが全然分からない状態のため、ユーザーに対して親切なものとは言えません。投稿をするたびにパーマリンクを変えるのが面倒だと思う人は、ついこのデフォルト設定のままでパーマリンクを付けがちです。
でも実際にSEOに対しても影響をする可能性があると言われているパーマリンクですから、ユーザーファーストであることが必須と言えるでしょう。
数字や「?」マークが並んだパーマリンクに気が付いた時に、ユーザーが不安を持ってしまう場合があります。でもカテゴリー名や投稿名などが入っていれば、このページはこういうページと大体予想が出来るので、ユーザーは安心が出来るのです。
パーマリンクが長い場合
もしもパーマリンクが長くなると、それもあまり良くありません。ドメインが長すぎるのと一緒で、ユーザーに不快な思いをさせる可能性があるためです。かといって短すぎても手抜きをしているように思われてしまう…。微妙なところですね。
つまりは長すぎず短すぎないパーマリンクであるのが必要です。パーマリンクで伝えたいことが多すぎると、気が付くと長くなってしまう場合がありますので気を付けるようにしましょう。
長すぎず短すぎずシンプルなパーマリンクであれば、検索流入に良い影響を与える場合が多いです。もちろん条件としてはそれだけではありません。
解析がしやすいこと
例えばGoogleがどのようにキーワードにおいて上位化をしているのか。これはクローラーと呼ばれるものが巡回している、というのもひとつの方法です。
このクローラーから見て、このページはこういうページだと分かると、そのページの評価がしやすいのです。ページの評価を高くしたいと思うのなら、コンテンツを充実させるとともに、パーマリンクについても意識をしてみましょう。
パーマリンクをどうでもいいと思ってしまうと、適当なものを付けてしまう場合もありますよね。出来るだけ投稿作業を楽に済ませたい!と思うのが本音ではないでしょうか。
投稿作業を楽しみながらしている人は少ないと言われています。実際に自分の書いたコンテンツであっても、投稿作業となると機械的な作業ですよね。このため出来るだけ楽に早く済ませたいもの。
だからといって、パーマリンクを適当に付けてしまうとキーワードの上位化に多少なりとも関係すると思うと、考え方が変わってくるのではないでしょうか。
せっかくのコンテンツであり、メディアですから出来るだけ良い評価をもらいたいもの。このためには、いくつかの工夫が必要になってくるのです。そのひとつがパーマリンクと言えるでしょう。
日本語のパーマリンクについて
日本語のパーマリンクなら分かりやすいのでは?と思う人も。でもアドレスバーや外部サービスにコピペをした時に、エンコードされてURLが長くなっているものを見たことがあるはずです。
これは日本語パーマリンクが理由の場合が多いでしょう。パーマリンクは、ページに飛んでもらうように拡散時に使うものでもあります。もし飛んでもらったパーマリンクがとても長くて文字化けのように見えるものになると、ユーザーは逃げ出してしまうでしょう。
こう考えると日本語パーマリンクはあまり現時点では、お勧めできないものと言えます。文字化けをしているように見えるパーマリンクになってしまうようでは、分かりやすいと思って作成したパーマリンクなのに、台無しになってしまいますよね。
投稿名やキーワードを英語にしたパーマリンク
パッと見て分かりやすいURL、そして解析しやすいものとしては、投稿名やキーワードなどを英語の単語にしてハイフンで結ぶというものもあります。
これなら、クローラーが解析しやすくなる可能性が高いでしょう。この言葉は英語に直すとどうなるの?と思った時は、Googleの翻訳機能を使うと無料なので便利です。
キーワードを英語化して、ハイフンで結ぶと見た目が良く分かりやすいパーマリンクになりますので、客観的に見ても分かりやすいと自分自身で感じることが出来るでしょう。
パーマリンクだけが全てではない!
パーマリンクに全くこだわらずにデフォルトで作成したコンテンツでも、SEOでキーワードが上位化される時もあります。逆にかなり考えてつけたパーマリンクなのに全然上位化されない…という場合も。
一番重要なのはコンテンツの質ですから、質を上げるのを最優先したうえでパーマリンクについてもこだわりを持って見ると良いですね。
でもパーマリンクについて悩みすぎるよりも、質の高いコンテンツ作成に頭を悩ます方が本来は得策と言えるでしょう。