浅草着物レンタルショップの集客のコンサルティングを行なって1年と2ヶ月が経ちました。あっという間の月日でしたが、昨年の9月には新店舗が多く出店しました。
そして、私のクライアントも最近新店舗をオープンしました。
でも、中には閉店をしている店舗も多くいらっしゃるようです。また、事業の規模を縮小しているところもあります。
この後どうなっていくかを真剣に考えていきたいと思います。
多くのお店は淘汰される
昨年末の時点で27店舗ほど浅草には着物レンタルショップがありました。その中の店舗の内訳として
・大手店舗(他のエリアにも出店をしているところ)
・老舗店舗(浅草で早い段階で参入したところ)
・併設店舗(他の事業の傍、着物レンタルを行なっているところ)
・新規参入店舗(ここ1年ちょっとの間に新しくお店をオープンさせたところ)
ざっと、こんな感じに別れてくるかなと思います。
ここでまず考えないといけないことは「なぜ、こんなにも多くの店舗が出店をしたのか?」この部分です。
理由は簡単です。
儲かって、誰でも参入できるビジネスだったからです。
浅草では4年前ほどから着物レンタルが流行りだし、観光に訪れる外国人などから人気がでました。そして、すごく儲かるビジネスとして認知されました。
そして何より、このビジネスをしていく上で必要なものははじめの資本金さえあれば比較的簡単にお店をオープンすることが出来ました。
浅草着物レンタルショップをオープンするのには以下のものが必要ではないでしょうか?それはお金で解決できることが多くあります。
・店舗の賃貸の契約
・着物やその他着付けに必要な備品の仕入れ
・着付け師やヘアスタッフの採用
・ホームページの制作
・SNSの開設
などが必要になってきますが、これを準備すれば誰でもお店をオープンできるのです。利益が出るビジネスであれば資金を持っている人は他の業種の人でも参入してくるでしょう!
だから、『需要』に対して『供給』が多くなり、利益が出づらい店舗が出てきました。
利益の出るお店、利益の出ないお店
浅草で27店舗あったお店が今年に入って、1店舗は閉店して、1社は2店舗オープンしていた1店舗を閉めることになりました。
結局、27店舗あって他者と違うマーケットに自社の商品やサービスを提供できていないお店が多すぎて、最終的に価格競争になってしまい、安売りして顧客は来るが人件費や固定費が高くなってしまって、赤字になり採算がとれずに閉店においこまれているのでしょう!
では、先ほどあげた4つの店舗で生き残れるお店はどんなお店でしょうか?
・大手店舗
全国にチェーン展開している大手の店舗は生き残れるでしょう。資本に余裕があるところは、今はライバルが多くて厳しい状況かもしれませんが、他のライバルが閉店していくのを待つことが可能です。
また、大手のブランドがあるので集客も他店よりも優位に発生する部分があるのでライバルが増えた時にブランド力がものを言うでしょう。
また、こういった店舗は集客のコンサルティングや広告運用を外部の業者に依頼をしているので、しっかりと効率よくお金をかけて集客している可能性が高いので、他の店舗よりも効率よく集客をしているでしょう!
・老舗店舗
浅草レンタル着物が流行る前から出店していたり、早めに出店した店舗は、開店当初はレンタル着物ショップを営業するだけで、多くのお客様が来て、多くの利益をあげました。
多くの老舗店舗は集客に対しての努力をしていなかったり、あまり得意ではない店舗が多いでしょう!だから、ライバル増えて、お客が分散した時に自社のホームページやSNSの集客に力を入れても、もともと集客力がないサイトにアクセスを集めてもあまり思う結果は出ないでしょう!
今はまだ昔の利益で営業は出来ていると思いますが、経営が厳しくなり、閉店をしていく老舗店舗も出て来るのではないでしょうか?
・併設店舗
浅草には今まで雑貨店をやっていて、着物レンタルショップをやっているところや着物の販売をしていて、着物のレンタルを始めたお店などもあります。
そういったお店は、既存のビジネスがしっかりとしていれば今のままでも最低限の集客をしていいれば経営が成り立つので存続は可能かもしれません。
ただ、今のままでは利益を増やすために行なった新規事業であるレンタル着物ショップが逆に足を引っ張って赤字になってしまうこともあるでしょう。
こういったお店はメインのビジネスに注力してその事業の利益を最大化していくことが今の浅草の市場では良いでしょう!
・新規参入店舗
2016年、2017年に浅草に着物レンタルをオープンしたお店は大変です。この2年間で10店舗以上がオープにしており、新店舗は始めに投資した資金を回収しながら利益をしっかりと出していかないと、借入金の支払いが滞ることになります。
今、新規店舗以外もそうですが集客力が無いお店は潰れます。
新規参入店舗も資本力がどれだけあるかが今の浅草のレンタル着物業界では鍵になることでしょう!
浅草着物レンタルショップで利益を出すために
浅草の着物レンタルショップで生き残るために必要なこと
それはライバルが閉店するまで生きていけるかと言うことです。
市場が飽和している状態がいつまで続くか分かりませんが、おそらく2018年中には5店舗くらいは閉店するでしょう。
そうすることで多少は今よりも集客しやすい状態になります。
ただ、それだけではずっと生き残ることは出来ません。
これから他のライバルに勝ち抜くためには
どんなサービスを誰に提供するかと言うことを考えていくことです。
今は、とにかく安くして客を呼べればいいと考えている店舗が多くいます。ライバルの金額をチェックして少しでも安くしてお客様を呼ぼうと言う方が多くいます。
それではどんどん利益が出にくいビジネスになってしまいます。
そこを打破するためには
他の店舗とは違ったサービスを誰に提供するかをしっかりと考えていくことが大切です。
特別に無料相談会開催します
1年2ヶ月の間に浅草着物レンタルショップの集客を行なってきて、多くの店舗さんは集客で悩んでいるのかな?経営がうまくいっていないのかなと思っています。私のクライアントはおかげさまで順調に売り上げを伸ばして、新店舗もオープンすることができました。新しい店舗もオープンして半月くらいしか経っていませんが、順調に集客ができています。
私は、こだわりのもったお店をしっかりと集客できるようにしていきたいと考えています。ご自身のお店はお客様のことを考えているけど集客ができていないという店舗は無料相談をさせていただきます。
以下の条件を満たすお店の方はぜひお気軽にご相談ください。
・お店にこだわりをもってお店を営業している方
・浅草エリア以外で店舗を営業している方
きちんとした着付けをできるレンタルショップが増えていくことを願っています。
ぜひお気軽にご相談ください。